2016/09/01
大同特殊鋼(名古屋市)は工場や事務所で着るユニホームを25年ぶりに改める。おしゃれな外観と使いやすさを兼ね備えたデザインで、女性社員が働きやすい環境づくりを進め、鉄鋼業界の男性社会のイメージ刷新を目指す。
青一色だった旧来のユニホームをベースに胸元や肩に赤色をあしらった=写真。これまで脇の部分の布地が開き、通気性が確保できる仕組みだったが、手を上げると脇部分が見えることに抵抗を感じるとの声もあり、通気孔を背中などに移した。二の腕の部分のポケットを広くし、スマートフォンが入るようにした。
男女共通で現場の一体感を高める狙いもあり、11月から順次切り替える。女性社員の事務服は廃止する。
大同特殊鋼は女性の活躍の場を広げようと、2月には初めて技術系社員を知多工場(愛知県東海市)などに配属した。事務系の女性採用比率は2014年度の17・7%から20年度には25%に、技術系は1・4%から5%にそれぞれ高める目標だ。
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