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【経済】有効求人倍率 1.31倍 7月の県内3ヵ月連続上昇

2015/08/29

 三重労働局が28日発表した7月の県内の有効求人倍率は、前月を0.02ポイント上回る1.31倍で、3カ月連続で上昇した。リーマン・ショックの2008年9月以降最高となった。全国の求人倍率は1・21倍で、県の全国順位は13位と、前月より2つ下げた。

 労働局によると、製造業や建設業、医療・福祉分野での求人数が増加した。一方で卸売・小売業の求人数は減少しており、担当者は「医療・福祉は特に介護分野で採用が進む。卸売・小売業は大口の採用が出ていないから落ち込んだのでは」と分析する。今後の見通しは「企業での人手不足が続いているため、改善の動きは継続する」と見ている。