８月１１日からブラジル・サンパウロ市で始まる技能五輪国際大会に出場する豊田自動織機の小山巧さん（２２）と、安田将貴さん（２１）の壮行会が２７日、２人が勤務する高浜工場（愛知県高浜市）で開かれた。

　小山さんは異なる金属をつなぐ「溶接」部門、安田さんは金属板から模型を作る「構造物鉄工」部門に出場。福永恵一工場長からユニホームを贈られ、小山さんは「死力を尽くして戦う」。安田さんは「あきらめず、悔いを残さず競技に臨む」と抱負を語った。

　大会は４６職種に６０カ国・地域が参加する。豊田自動織機は２０００年から技能五輪に取り組み、国際大会出場は今回の２人を含めて計５人となる。