2015/07/21
結論を具体的、簡潔に
経団連の加盟企業では、8月から面接など選考活動がいよいよ本格化する。第一希望の企業との面接を前に、緊張している学生も多いのでは。就活を支援する内定塾名古屋校(名古屋・栄)吉田征史塾長によるポイント解説で、ライバルに差をつけよう。
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面接試験は、就職活動の成否を決める重要な選考です。筆記試験やグループディスカッションを実施しない企業はあっても、面接試験を実施しない企業はまずありません。面接の回数も企業によって違いがあり、5回以上実施する場合もあります。一次面接でも最終面接であっても、不合格となれば内定を獲得することはできません。
〈ポイント〉
自分らしさを伝える意識で、一貫性を持ち自分の強みや価値観を伝えましょう。大事なのは「具体的に」「結論から」「簡潔に」です。
集団面接…他の学生と比較される要素を含む形式であることを意識しましょう。その上で、自分らしさを面接官に伝えることが必要です。傾聴姿勢も見られています。他の学生が話をしているとき、自分のことを考えて意識が散漫となることがないよう気をつけましょう。
個人面接…対話を意識します。面接官の質問に対して一方的に話すのではなく、短く答え言葉のキャッチボールをしましょう。
より突っ込んだ質問や発想力が問われる質問などがされます。面接官の質問の意図をくみ取り、端的に答えましょう。
多くの学生は話す内容にこだわってしまう傾向がありますが、面接で大切なのは「雰囲気」「印象」を通して自分を伝えることです。練習会などに参加し、自分を客観的に見る機会を設けましょう。
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