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【経済】名古屋の新入社員 「寛容な上司」人気

2015/05/02

東京・大阪上回る

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングが1日発表した新入社員意識調査アンケートによると、名古屋の新入社員は、忍耐強い人格者の「寛容型」の上司を好む傾向が、東京や大阪より強かった。

 同社が東京、大阪、名古屋で開いた新入社員セミナーのうち、名古屋に参加した454人の回答をまとめた。「寛容型」が良いと答えた新入社員が31・5%で、調整型(17・7%)やカリスマ型(13・1%)、アイデア型(11・1%)などを引き離してトップだった。他都市でも寛容型が最も人気だったが、東京(24・5%)や大阪(28・8%)に比べて名古屋の支持率の高さが際立った。

 「出世したい」と答えた割合は56・0%と、半数は超えたものの、東京(61・6%)や大阪(62・2%)よりも低い傾向が出た。

 担当者は「アンケート全体から見ても名古屋の新入社員はゆったりとしたマイペースな傾向があり、おおらかな上司が好まれた」と分析する。