中日新聞CHUNICHI WEB

就職・転職ニュース

  • 無料会員登録
  • マイページ

【地域経済】職場発泣き笑い/熱い仲間、社風とマッチ

2015/03/19

 ゲーム開発会社「エイチーム」の社員、渡辺竜一さん(27)が入社したのは2010年。急成長を続ける会社についていこうと、駆け足の日々が続く。支えとなっているのは、会社への愛着だ。

 会社は入社3年目の12年4月に東京証券取引所マザーズに上場、7カ月後に東証一部に市場変更しました。ゲーム以外に立ち上げた新事業の結婚式場予約や自転車通販には、私自身も運営に関わってきました。

 新しい部署に移るたび、最初はすごく悩みます。ノウハウのない中でのスタートですから。

 少人数でやるので、自分の成績が事業に与える影響も大きくなります。立ち止まっている暇はありません。ひたすら頑張らなければ、会社の成長に置いていかれる。そんな焦りもあります。

 就活の合同説明会で、最初に飛び込んだブースがエイチームでした。採用担当者の熱っぽい語り口にひかれました。成果や実力を重んじる社風が、自分の考え方と合いました。「みんなで力を合わせる」という昔ながらの日本的な雰囲気もいいですね。

 会社の部活動や飲み会、銭湯での交流などを通じ、同僚とはよく遊びます。自社の事業やサービスに誇りはありますし、同じ志を持った仲間と働けるのが何より楽しい。それが私が会社を好きな理由でしょうか。