2015/03/03
◆家族に活力もらう
2015年4月入社予定の中部地方の内定者に聞くコーナーの3回目。悩みや就活中に心掛けたことを聞いた。
◇ ◇ ◇
▽就活中に落ち込んだ経験は?
就活中に精神的に追い込まれた経験をした学生は多い。面接官などからの心ないひと言に、自分を否定されたような気持ちになる学生もいた。
マスコミ・男子は「毎日のように不安になった。それでも強引に前向きに考えるようになった」。自動車関連・女子は「内定がもらえずに落ち続けたが、両親に『卒業までに内定もらえればいいから』と声をかけてもらい、前向きになれた」という。友人や両親と話して、気持ちを切り替えることも大事なようだ。
▽自分の必勝法は何?
内定を得た秘訣(ひけつ)を振り返ってもらうと「悔いのないように、とにかく自分を出す」との回答が多数。開き直りも大事な要素だった。
ほかに「最初から志望する企業を受けず、興味のない企業を受けておく」「週1日は休みの日をつくって趣味や休息の時間に充てた」「合同説明会では、人気のないブースを回って話す練習をした」などの意見も出た。一方で「就活に必勝法などない」との見方も。
▽就活中の験かつぎは?
3分の1の学生は「特にない」。「実家近くの神社によく行った」と神頼みも。「髪の毛、スーツのしわなどは気を使った」「勝負ネクタイを決めていた」と服装にこだわるケースが目立った。
ほかには、「出掛ける前には『ヨッシャー』と大声で叫んだ」(メーカー・男子)「面接前に会場近くのコンビニのトイレで心を落ちつかせた」(IT関係・男子)「カラオケに行って大声で歌った」(商社・男子)など、それぞれの方法を挙げた。
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