2015/03/04
小型機を運航するANAウイングスの30代のミチさんは、あこがれの客室乗務員に転職した。実際に働いてみると、テレビドラマで見た華やかさより長時間の立ち仕事など体力勝負な一面が見えてきた。
特に気を付けているのは体調です。風邪をひいた状態で長時間、上空にいると耳が詰まって中耳炎になりやすい。そうなると1週間は休まなければならず、客室乗務員の悩みの種。勤務も便によって早朝からのシフトがあれば、午後10時すぎに中部空港に戻る時も。体を慣らすのが大変です。
行き先の全国各地で宿泊します。早く着いたときは、乗務員の仲間とともに地元の人と触れあうのが楽しみです。毎日何便も飛行機に乗っていても、休日になるとまた飛行機に乗り、沖縄の石垣島などを旅行しています。
お客さまとのメッセージカードでの交流も楽しみです。子どもから航空券を贈られ、大分県の由布院などを巡る夫婦に「旅行を楽しんで。帰りもお待ちしています」と書いたカードを渡すと喜んでくれました。
搭乗する際は伏し目がちの人でも、機内でお客さまの表情やしぐさを見ながら気配りができると、降りる時に「ありがとう」と言ってもらえます。そんな反応があると、人と接するのが好きで入ったこの仕事は天職だなと思います。
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