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【地元経済】職場発泣き笑い/育児しやすい職場環境

2015/02/11

 ブラザー工業(名古屋市)でプリンターの商品企画を担当する兼広友里恵さん(40)は、入社19年目。仕事と子育てを両立し「こんなに続けるつもりはなかった。会社が自分に合っていたのかな」と話す

 ◇ ◇ ◇

 もともとメーカー希望で、面接や説明会で会社の雰囲気が良さそうだったのでブラザーに入社しました。職場の雰囲気はひと言で言えば「ラフ」。遠慮がないというか、仲がいいというか、上司も部下も言いたいことを言い合います。

 女性には働きやすい環境だと思います。小学生の子どもが2人います。1月にインフルエンザで1週間学校を休んだ際は、上司が仕事をカバーしてくれて1日半休みをもらい、残業もなくしてもらいました。

 産休、育休の後にも、子どもが小学4年生になるまでは時短勤務ができ、ステップを踏んで仕事に戻ることができます。産休からの復職率は、ほぼ100%。周りにそういう人が多いので、復帰後の働き方をイメージしやすかったですね。

 家族にも支えられています。海外向けの商品も担当しているので昨年は4回、海外に出張しましたし、残業もあります。実家が近いので母に面倒を見てもらったり、主人にも手伝ってもらったり、とても助かっています。

 入社した時には大きなビジョンもありませんでしたけど、仕事が楽しく、家庭とも両立でき、ここまでやってきた感じですね。