2014/12/19
十六銀行(岐阜市)は18日、女性が能力を発揮できる組織づくりなどについて考える「女性活躍推進プロジェクト」を発足させた。2015年の夏ごろに行動計画の策定を目指す。
行内から公募をするなどした女性7人が、現状の分析や課題の洗い出しをした上で、行動計画の策定をする。十六銀の正社員約3600人のうち、女性が37・3%を占めるのに対し、支店長代理以上の管理職の比率は6・1%にとどまる。管理職の女性比率を高めていくため、育児休業からの復帰支援の充実や、子育てをしながらキャリアを形成する方策などを計画に盛り込んでいく。
本店で開いた会合で村瀬幸雄頭取は「女性が結婚すると仕事の面では不安を感じるのが日本の現状。不安をできる限りなくしたい」とあいさつ。リーダーを務める高見支店(岐阜市)の西村和子支店長(51)は「育児経験のある女性の意見を聞きたい。女性が働きやすくなれば男性にとっても働きやすい職場になるはず」と抱負を語った。
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