2014/11/30
23歳以下の技術者が日本一の称号を目指して競う「技能五輪全国大会」の競技が二十九日、県内各地で始まった。豊橋市総合体育館とその周辺では、「配管」「電工」「建築大工」「造園」「とび」の五競技が行われ、全国から集まった若手社会人や学生たちが、日頃磨いている職人芸を披露した。
建築大工では、複雑な筋交いを持つ小屋組の一部を再現することが課題。木材同士を隙間なく接合するなど正確で緻密な加工技術が求められ、出場者は真剣な表情で角材と向き合った。
30日は縦3・5メートル、横5メートルの区画に石積みや草木の植栽、芝生張りなどをして庭をつくる「造園」と「建築大工」の競技が引き続き行われる。
(那須政治)
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