2014/08/30
改善の勢い鈍る
愛知労働局が29日発表した7月の雇用情勢によると、県内の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・04ポイント減の1・53倍と6カ月ぶりに前月を下回り、改善の勢いが緩やかになった。新規求職者数は3・3%増だったが、新規求人数が8・5%減と3カ月ぶりに前月を下回ったことが影響した。
労働局によると、人手不足が続く中、資格などの募集要件を見直すために新規求人を手控える動きがあり、新規求人数の減少は特に販売業で目立った。
新規求人数は前年同月比でも19カ月ぶりに減少した。産業別では、情報通信が19・9%、医療福祉が9・1%、製造が6・4%それぞれ増える一方、派遣が18・9%減、サービスが15・3%減と大きく落ち込んだ。
有効求人倍率の全国平均は1・10倍。都道府県別で愛知県は東京都の1・62倍に次いで2番目に高い。
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