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【経済】14年度の最低賃金 全国平均17円増に 連合、月内に決着へ

2014/08/23

 連合の古賀伸明会長は22日の記者会見で、2014年度の最低賃金について、「全国の加重平均でプラス17円になる」との試算を明らかにした。そのまま上乗せされれば、最低賃金の全国平均は781円となる。10月から順次適用される見通し。古賀会長は同日までに45都道府県で労使の協議が妥結したと説明し、「月末までに47都道府県全てで決定する」と述べた。

 最低賃金をめぐっては、中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)が7月末に最低賃金の引き上げ額の目安を全国平均で16円とすることを決定。これを踏まえ、地方では、労使の代表者らで構成する審議会が各都道府県の引き上げ額を議論している。