2014/05/10
南伊勢高生
南伊勢町の南伊勢高校南勢校舎に通う3年生が、校舎周辺で車椅子を体験。小さな段差にも戸惑う車椅子での生活を学び、介護の知識を蓄えた。
地域や福祉を学ぶコースから福祉、介護分野への就職希望者もおり、同校では毎年授業で取り組んでいる。生徒13人が町社会福祉協議会の浜口悠さんから指導を受けた。
生徒たちは厚さ1センチと2センチの板を踏み越える操作に挑戦。1センチの板は真っすぐに渡れたが、2センチでは上がるのに手間取ったり、ふらついたりしていた。
介護に関心があるという大江さん(17)は「見た目は簡単に見えても、ちょっとした段差でも大変なことが分かった」と話していた。
引き続き、2人1組となって2キロ離れた5ケ所浦の町民文化会館まで、交代しながら車椅子で移動。途中の段差や障害物を確認した。(丸山崇志)
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