岐阜で勉強会

　架空の「ブラック企業」に入社したという設定の寸劇を通して労働基準法を学ぶ勉強会「へこんじゃいけないブラック企業２４時」が２６日、岐阜市橋本町のハートフルスクエアーＧであった＝写真。

　県労働組合総連合（県労連）の組合員ら１２人が参加。仕事でミスをすると「いなくなってくれ」と罵られたり、有給休暇を取らせてもらえなかったりと、会社の都合で従業員が無理な要求をされる１２種類のシナリオを交代で演じた。

　主催した県労連の平野竜也事務局長は「労働者が正当な権利を行使できない状況が広がっている。１人１人が知識を得て、働くルールをしっかり守る社会にしたい」と話した。（宇佐美尚）