2014/02/18
中部六県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野、福井県)の企業の社長で女性が占める割合は、全国でも最下位グループに位置することが、帝国データバンクの調査で明らかになった。
同社が全国の社長103万6383人を分析した。女性が占める割合は7・3%で、県別に見ると、岐阜県が4・9%で全国最下位。長野県5・6%、愛知県5・7%、静岡県5・9%と続き、下位の四県を中部地方が占め、女性の登用が遅れている実態が浮き彫りになった。
最も割合が高かったのが三重県の7・4%で、唯一全国平均を超えた。福井県は全国平均の7・3%。全国で最も高いのは青森県の9・9%で、沖縄、佐賀の両県が9・6%と続いた。
業種別に見ると、不動産業(16・1%)や小売業(10・1%)、サービス業(9・7%)で女性の割合が高かった半面、製造業(4・7%)と建設業(4・6%)は低かった。同社名古屋支店は「中部地方は全国でも製造業が多い地域のため、女性社長の割合が低くなったのではないか」と分析する。
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