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【経済】定年時点月給の「5~7割」45%

2013/12/14

60歳以上雇用調査

 住友生命保険は13日、60歳以上の雇用状況を企業や団体に尋ねた調査結果を発表した。定年を迎えた時点と比べた月給の水準に関しては「6割以上7割未満」との回答が23・4%で最も多かった。次に多いのは「5割以上6割未満」の21・6%だった。

 希望した人は全員、少なくとも65歳まで働くことができる改正高年齢者雇用安定法がことし4月に施行されたのを受け、調査を実施。5割以上から7割未満での回答が計45・0%と半数近くを占めており、企業側が働く場を確保するとともに、定年後の収入を確保したい働く側の事情にもある程度、配慮しているといえそうだ。

 90・3%の企業・団体が、再雇用制度を導入していると答えた。

 調査は住友生命が企業・団体に協力を求め、7月から10月に書面で実施し、1,616社から回答があった。