2013/10/25
鏡浦中生
県内1の養殖ガキの水揚げを誇る鳥羽市浦村町で、地元の鏡浦中学校の2、3年生10人が養殖作業を体験した。
郷土の産業や労働の尊さを現場で学ぶ総合学習の一環。生徒たちは協力事業所4カ所に分かれ、養殖に関する一連の作業を手伝った。
生徒4人を受け入れた共栄物産の作業場では、今季水揚げしたカキの出荷作業と、来季に向けた生産の準備の真っ最中。
生徒たちは、水揚げしたカキを大きさごとに選別したり、来季の養殖用ロープに、種ガキ付きのホタテの貝殻の密着を防ぐくぎを打ち込んだり、ホタテの貝殻に穴を開けた後、縄を数珠状に通したりした。
縄を通す作業は、1本当たりの貝殻の数が決まっているといい、体験した3年生の岡田君(15)は「間違えないように集中しながら数えるのが大変。仕事の厳しさが分かった」と話していた。 (片山健生)
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