2013/10/05
名刺を活用したコミュニケーションについて学ぶ実践的授業が4日、大垣商業高校であり、情報科の3年生40人が、一足早く社会人のビジネスマナーを身に付けた。
学生を対象に「無料名刺サービス」を展開するIT企業「ドリーム少年」(大垣市)の不破大輔社長が講師となり、同社が作製した名刺が各生徒に100枚ずつ配られた。
不破社長は、起業を通した実体験を踏まえ「名刺の渡し方次第で初対面時に相手に与える印象が変わる」と力説。相手に向けて差し出す、必ず立って交換するといった基本を指導した。
授業ではその名刺を使い、隣席同士の生徒が「初めまして、よろしくお願いします」と声を掛け合い、実際に交換。名前や社名などから会話につなげていく方法も習得した。
不破社長は「名刺はコミュニケーションに有用。いつも持ち歩いて」と語りかけ、中井美鶴希さんは「社会人になる前に詳しい作法を学べて良かった。名刺交換を大事にしたい」と感想を話した。 (山本克也)
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