2013/09/28
民間企業で働く会社員やパート従業員が2012年の1年間に受け取った給与の平均は前年比1万円減の408万円で、2年連続で減少したことが国税庁の実態統計調査で分かった。ピークだった1997年の467万円に比べ約59万円少なかった。
今回の調査から正規雇用者と非正規雇用者を区分。正規の平均給与467万円に対し、非正規は168万円と300万円の開きがあった。
1年を通じて勤務した給与所得者の総数は10万人減って4,556万人で、うち非正規は988万人。男女別では女性が過去最多だった前年より6万人減の1,829万人、男性は2,726万人だった。
業種別では、農協や漁協などの「複合サービス業」が7・0%減で給与の下落幅が最も大きく、5・8%増の「金融業・保険業」が上昇率のトップだった。
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