2013/09/25
15~39歳の独身女性の3人に1人が、専業主婦になりたいと希望していることが、厚生労働省が実施した若者の意識調査で分かった。一方、結婚相手に専業主婦になるよう望む同年代の独身男性は5人に1人にとどまり、男女の意識の差が浮き彫りになった。
厚労省は「経済的なことを考えて女性に働いてほしいと思う男性が一定数いるのではないか」と分析している。
独身女性に、結婚後に専業主婦になりたいかを尋ねたところ「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」が計34.2%だったのに対し、「そう思わない」と「どちらかといえばそう思わない」は計38.5%だった。
独身男性のうち、結婚相手に専業主婦になってほしいと肯定的に考える人は「どちらかといえば」も含め計19.3%で、否定的なのは計30.2%だった。
既婚者も含めた女性に、結婚相手に必要な手取りの月収を尋ねたところ「20万円以上30万円未満」が40.8%で最も多く「30万円以上40万円未満」が24.8%で続いた。「収入は関係ない」は4.2%だった。
調査は、厚労省から委託を受けた民間シンクタンクが今年3月下旬にインターネットを通じて実施し、既婚者を含めた15~39歳の男女計3133人から回答を得た。
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