2013/07/17
西尾・吉良の美容院勤務 パリへ研修旅行に招待
「すべてのお客さん笑顔に」
東京、千葉で8、9日にあったパーマ技術の全国大会「ロレアルプロフェッショナルパーマトロフィー」のスタイリスト部門で、西尾市吉良町の美容院「ヴィヴァーチェ」で働く杉本亜弥さん(23)=碧南市宮町=が優勝した。トロフィーを手に杉本さんは「多くの人に支えられて優勝できた」と感謝している。(藤原哲也)
同じ吉良町内の若手美容師2人と2月の中日本大会を勝ち上がり、3000人余りが挑戦した大会の決勝に進んだ。15人が出場した決勝当日は、モデルを相手に90分間のパーマ競技と仕上げや化粧などに取り組んだ。頭頂部のふんわり感と全体の柔らかさを意識した髪形が審査員から高評価を受けた。
「最初は緊張して手が震えたが、だんだんモデルさんしか見えなくなり、途中からリラックスして集中できた」と振り返る杉本さん。「優勝が決まった瞬間は信じられなかった」と話すものの、決勝進出が決まってから5カ月間、休日でも店に出て自主練習に励むなど、努力で勝ち取った栄誉だった。
美容師になって4年目。まだまだ学ぶ事は多いと自覚している。「今回の経験を生かして、次のステップに進むための努力を続けたい」と気を引き締めつつ「すべてのお客さんに髪形を気に入ってもらえて、笑顔になってもらえるような美容師になりたい」と目標を語った。優勝者には主催者から「パリ美容研修旅行」に招待される特典があるため、まずはその出発の日を心待ちにしている。
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