2013/07/01
県内の若手経営者らが経営戦略を学ぶ「MIE経営者育成道場」が30日、鈴鹿市御薗町のスポーツマンハウス鈴鹿で始まった。10月までの全11講座。初回は経営状況を考える卓上ゲームなどをして知識を深めた。
飲食店やコンピューター関連会社などの経営者と、起業を目指す計29人が参加。3年目となる今年は、企業視察や受講生同士で討論などをする。
道場長の西村訓弘・三重大地域戦略センター長は「時代の流れに合わせ、新しい発想で物ごとを考える必要がある。知恵と工夫があれば、世界に通用する事業が展開できる」とエールを送った。
受講生は1、2期生の体験談を聞いた後、卓上ゲームに取り組んだ。伊勢市の伊勢神宮近くで飲食店を営む小田島春樹さん(28)は「伊勢エビなど地元食材を出して繁盛しているが、式年遷宮後の落ち込みが心配。新しい事業に挑戦するため、実践的な知識を学びたい」と話した。
(宿谷紀子)
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