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【社会】SNS 仕事と別が「いいね!」産業能率大・新人調査

2013/06/20

上司の友達申請4割「嫌」

 産業能率大が19日発表した新入社員のアンケートによると、交流サイト(SNS)で会社の上司から「友達申請」が来たら「嫌だ」と感じる割合が42・8%に上った。フェイスブックなどのSNSは友人とのコミュニケーションツールと位置付け、仕事の人間関係とは切り離したいという若者の気持ちの表れといえそうだ。

 上司から友達申請が来たら「うれしい」と感じる人は20・4%、「なんとも思わない」が36・8%だった。男女別では、男性は「なんとも思わない」が41・2%と最も多かったのに対し、女性は「嫌だ」が59・8%に達した。

 SNSの個人的利用で会社に不利益をもたらすことがあると思うかとの問いに52・6%が「ない」と回答。産能大は「最近はSNSでの個人的発言がトラブルに発展するケースも増加する中、リスク管理には甘さがみられる」としている。

 調査は3月27日~4月10日、産能マネジメントスクールの新入社員研修セミナー参加者のうち150社500人を対象に書面で行い、463人から有効回答を得た。