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【愛知】製薬会社社員が薬の歴史を説明

2013/06/18

椙山女大付小で授業

 製薬会社の社員から教わる出前授業が17日、千種区山添町2の椙山女学園大付属小学校で開かれ、6年生58人が参加した。

 「MSD」(東京都千代田区)が開催。顕微鏡の発明で病原菌が見つかったことや、青かびが細菌の増殖を防ぐことに気がついた学者が抗生物質を開発したことなど、製薬を取り巻く歴史を説明した。

 ワセリンと食紅を混ぜ、軟こうに似せたクリームを作る実験もした。今井彩也夏(さやか)さん(11)は「病原菌の研究など、人の役に立つ仕事をしてみたい」と話した。

 MSDは2011年から、社会貢献活動の一環として、国内各地で出前講座を開催。日本ユネスコ協会連盟も協力している。