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【社会】〝眠れる保育士〟を現場へ 名古屋県支援センター開設

2013/06/04

 保育士資格を持ちながらさまざまな理由で就労していない「潜在保育士」の再就職を支援する「県保育士・保育所支援センター」が3日、名古屋市中区の県社会福祉会館に開設された。保育士不足や待機児童問題の解消につなげる。

 保育園の園長経験があるコーディネーターら2人が平日の午前10時~午後4時に常駐、求職者と保育施設側のニーズをくみ取りながら就職先を紹介する。勤務のブランクへの不安を取り除くため、研修なども企画する。

 国の基金を使って県が実施。県社会福祉協議会が委託を受けて運営する。

 開所式では牛嶋早苗県少子化対策監と県社協の西尾昭雄専務理事が部屋の入り口に看板を取り付けた。問い合わせは同センター=電052(223)0408=へ。 (多園尚樹)

看板を掲げる牛嶋早苗県少子化対策監(右)と県社会福祉協議会の西尾昭雄専務理事=名古屋市中区の県社会福祉会館で
看板を掲げる牛嶋早苗県少子化対策監(右)と県社会福祉協議会の西尾昭雄専務理事=名古屋市中区の県社会福祉会館で