2013/05/02
「部下の力引き出す」イメージ受け
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京)は、中部地区の新社会人を対象に戦国武将に例えた理想の上司像を聞く調査結果をまとめた。部下の力を引き出す武田信玄タイプの上司が1位に選ばれた。
調査では、織田信長は「絶対的なリーダー」、徳川家康は「忍耐強い努力家」などと7人の戦国武将を特長付け、理想の上司は誰かを選んでもらった。39・9%が部下を統率してチーム力を高める武田信玄を選び、圧倒的な人気を集めた。2位は人間味にあふれた豊臣秀吉(22・0%)、3位は徳川家康(11・3%)だった。
調査した内田俊宏エコノミストは「チームで品質向上に取り組むものづくりの土地柄がよく表れた」と分析。ゆとり教育で他者との競争を嫌う世代であることも影響し、「カリスマ的な織田信長のような上司は今の新入社員にはそれほど人気が高くない」と話している。
調査は、3月下旬から4月上旬に開かれた新社会人向けのセミナーで実施し、387人が回答した。
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