2013/03/12
愛知労働局など
就職内定者らに労働者の権利や困ったときの相談先などを知ってもらい、早期離職を防ぐ「就職準備応援セミナー」が、名古屋市中区の中日ビルで開かれた。
愛知労働局や県社会保険労務士会などが初めて企画した。早期離職した若者の大半は、労働局の聞き取り調査に「労働条件や仕事内容が予想と違った」などと回答し、労働局は情報不足などが離職の大きな要因になっているとみている。
セミナーでは労務士会の武譲二さんが労働法や就業規則の目的などを解説。契約期間や賃金などを明示する労働条件通知書に関しては「入社前に確認を」と学生らに注意を呼び掛けた。マナー講師による講義もあり、参加者は身だしなみなどをチェックしていた。
来春の卒業予定者を対象にした業界研究セミナーも中日ビルであり、学生らは、製造や流通など各業界の現状を各企業の担当者から聞いた。
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