名古屋でセミナー

　労働問題について企業担当者と専門家らが考える「労働問題総合対策セミナー」が、名古屋市中村区の県産業労働センターであった＝写真。

　名北労働基準協会など四つの労働基準協会が主催し、約１２０人が参加した。名古屋北労働基準監督署の越川稔署長は、全国の労働災害発生件数が年々増加している状況を挙げ「労働者の安全と健康確保の対策を進めてほしい」と呼び掛けた。

　名北労働基準協会の石田幹夫特別顧問をコーディネーターに、弁護士や社会保険労務士ら４人が、パワーハラスメントの法律上の扱いや過重労働の解消方法などを討論した。