１２月末

　愛知労働局は３１日、今春卒業予定の県内高校生の就職内定状況をまとめた。昨年１２月末現在で８９・１％で、前年同期から０・３ポイント下がっている。

　求人数は１万８６００人で、前年同期比５・６％増加したが、就職希望者数も２・１％増の１万７９０人。求人倍率は１・７２倍で０・０５ポイント上昇し、就職内定者数は９６１０人（１・７％増）となっている。

　内定が決まっていないのは１１８０人で、５・７％増えている。

　愛知労働局によると、昨年九月に採用選考が始まったが、従業員３００人以上の企業が軒並み採用数を減らしたため、内定の時期が全体的に遅れている。