2012/01/22
中国やベトナムなどからの外国人技能実習生を受け入れている県内の事業所の八割で労働基準法、最低賃金法違反が2011年度に確認された。岐阜労働局が21日、発表した。
労働局は県内7カ所の労働基準監督署を通じて92事業所を調査。78%に当たる72で違反が見つかり、複数の違反が判明したケースもあった。
最も多かったのは、残業代や休日手配など割増賃金の未払いで32件。次いで労働時間違反が30件。1日8時間、週40時間を超えていたり、超過の労使協定を結んでいなかったりした。最低賃金違反は22件。県内の当時の基準である時給706~707円以下で実習させていた。
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