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【三重】窓口業務など見学 四日市商高生しごと密着体験

2012/12/19

 四日市商業高校(四日市市)の情報処理科マネジメントコース2年生15人が17日、「しごと密着体験」と題して、市内や菰野町の事業所など10カ所を訪れて事務職員らの仕事を見学した。

 県教委が本年度から推進する教育実践プロジェクト事業の一環。職業体験ではなく、観察に徹することで働く現場の実態を知り、進路選択に生かしてもらう。

 中部電力四日市営業所には、小出百香さんと田中茉佑(まゆ)さんが訪問。営業一課の窓口業務で、住宅の電気設備工事で工務店の担当者と打ち合わせしたり困った時は上司に相談したりする社員の姿を見学した。

 小出さんは「交渉が順調にいかない場面も見ることができて、仕事って甘くないなと分かった」と話していた。「密着体験」は14日にもあり、マネジメントとシステムコースの生徒が取り組んだ。  (井口健太)

女性社員(右)の窓口業務を真剣な表情で観察する生徒たち(中央の2人)=四日市市北条町の中部電力四日市営業所で
女性社員(右)の窓口業務を真剣な表情で観察する生徒たち(中央の2人)=四日市市北条町の中部電力四日市営業所で