2012/11/27
県内の中小企業経営者らが異業種の現場を見学して企業理念に基づいた事業計画の立て方を学ぶセミナー「モノづくり道場」が、土岐市駄知町の千古乃岩(ちごのいわ)酒造であった。
県が地場産品の販売を手掛ける会社「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト社」(東京都)に委託した事業。こんにゃくやヒノキの浴槽製造会社など物づくりに携わる30~40代の経営者らにそれぞれの仕事場を回る計5回の講座で、企業の課題解決法を学んでもらおうと企画した。
3回目の講座で訪れた同酒造では、中島大蔵専務(36)が経営者ら5人を案内。酒ができるまでの工程や同酒造で開発した「超醇(ちょうじゅん)こうじ」を紹介した。中島さんは「酒造りでこうじが大切。手間はかかるが発酵時間を通常の1・5倍掛けている」と話した。
経営者らは今後多治見市高田町の製陶所や安八町の撚糸(ねんし)会社などを訪問する。 (畑間香織)
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