2012/11/15
多治見労働基準監督署は13日、土岐市文化プラザで管内の窯業や土石製品を扱う業者向けに労働災害防止の研修会を開いた。
同労基署管内の窯業関連の事業所で今年10月末までに労働災害が28件発生し、前年比21・7%増だったことなどから実施。多治見、土岐、瑞浪、可児市、御嵩町の製造業の安全衛生担当者ら60人が出席した。
早川政志安全衛生課長らが、陶磁器の製造過程で機械の主電源を切らずに挟まったごみを取ったことで、けがをした実例を説明。安全管理者や安全推進者の役割や責任を明確にした体制を整える必要性を訴えた。
沢田幹男署長は「年末は災害が増えやすいので無災害で新年を迎えられるように注意をお願いしたい」と話した。 (畑間香織)
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