2012/10/24
黙々と仕事 働く尊さ実感
鳥羽市浦村町の鏡浦中学校は23日、地元で盛んなカキ養殖の仕事を現場で学ぶ体験学習を実施し、全校生徒24人が取り組んだ。 (片山健生)
郷土への理解を深め、働く尊さを実感するのが狙いで、毎年続けている。浦村のカキは1年養殖で、現在は今季水揚げされたカキの出荷と来季に向けた養殖準備の真っ最中。生徒はグループごとに協力事業所約10カ所を訪れ、作業を手伝った。
事業所の1つ、「山善」の作業場では、この日、種ガキ(稚貝)が付着したホタテの貝殻に機械で穴を開け、イカダからつるすためのロープに通すなどの作業があり、訪れた中学生2人は説明を受けて取り掛かった。
黙々と作業を進めていた3年生の吉川結唯さん(15)は「同じ作業を繰り返すので、根気がいる大変な仕事とあらためて感じた」と話していた。
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