2012/10/04
画面上の基本操作体験
求職者の早期就職を目標にパソコン技術を指導する県上松技術専門校(上松町)の短期職業訓練「PCスキル実務養成科」が、上松町内で始まった。県が受講料を負担し、NPO法人に指導を委託する方式。木曽郡内と塩尻市の20人が12月下旬まで58日間にわたり、町公民館と上松技術専門校で学ぶ。 (近藤隆尚)
2日に開講式があり、具体的な訓練は3日に上松町公民館で始まった。NPO法人木曽情報技術支援センター(木曽町)の永島芳晃理事長の指導で、パソコン画面上のウインドウの大きさを変えたり、アプリケーションソフトで絵を描いたりといった基本操作を体験した。履歴書の書き方も学んだ。
上松町内の50代の無職男性は「以前勤めた会社でパソコンを操作したことはあるが、独学だった。しっかり基礎を身に付け、現在模索中の新たな仕事に生かしたい」と抱負を語っていた。
今後、表計算、プレゼンテーションなどのソフトの扱いを習得する他、ビジネスマナーを学習する。
上松技術専門校が民間機関を活用し短期職業訓練を実施するのは、2010年に「介護福祉科」を設けたのに次いで2回目。
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