2012/09/30
関
若手経営者の手腕を学ぶ講演会が関市の関商工会議所であり、同市旭ケ丘の鉄工メーカー杉山製作所の島田亜由美社長(45)が「千里の道も一歩から」と題して話した。
島田さんは自動車部品製造の孫請けから業態転換し、自社ブランドの鉄家具メーカーとして事業を軌道に乗せるまでの経緯を紹介。売り上げが3分の1まで落ちた危機や2度の転機に言及し「高齢社員のノウハウを生かし、鉄にこだわるものづくりや安定した生産体制を目指した」と話した。
先行投資削減のため、業態転換の前に社内の現状を徹底的に分析したことに触れ「真剣に整理したから分かることも多かった」と振り返り、関商議所青年部の50人がじっくりと聴き入っていた。 (松崎晃子)
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから