2012/09/18
職場の人間関係 増加
全国19カ所の労災病院で受け付けている「勤労者 心の電話相談」の2011年度の相談件数が前年度より1391件増え、過去最高の2万9209件に上ったことが、労働者健康福祉機構のまとめで分かった。
上司や同僚との人間関係など職場に関する相談が増加傾向にあり、同機構は「景気悪化などで企業を取り巻く環境が厳しくなり、職場の雰囲気も悪くなっているのではないか」としている。
集計によると、相談者の49・4%が女性で、男性が46・3%。年齢別では40代が22・7%と最も多く、次いで30代(18・8%)、50代(10・2%)だった。
職場に関する相談内容では、「上司との人間関係」が前年度比11%増の2千904件で最多。次いで「同僚との人間関係」2千325件(同21%増)、「その他の人間関係」1851件(同15%増)と続いた。
精神面での相談内容では、「将来に対する不安感」が1万97件(同8%減)、「落ち着けない」7千718件(同6%減)だった。
心の電話相談は、産業カウンセラーなどが無料で行っている。
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