2012/09/11
若い職人が技を競う第50回技能五輪全国大会と、第33回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の県選手団の結団式が10日、刈谷市の県技術開発交流センターであった。県内の企業や学校から計187人が出場し、ものづくりの日本一を目指す。
両大会とも10月下旬に長野県で開催。機械組み立てや料理、洋裁などさまざまな分野で競う。県内からは技能五輪に23歳以下の167人が出場。最優秀選手団賞の八連覇を狙う。アビリンピックは15歳以上の20人で、メダル獲得数で2位だった昨年の雪辱を期す。
結団式では、小川悦雄副知事が2年後に県内で両大会が開かれることに触れ「技能王国、愛知の代表として堂々と戦ってほしい」と激励。アイシン・エィ・ダブリュ(安城市)の加藤雄史さん(21)と、アイシン精機(刈谷市)の田岡康徳さん(31)が「先輩の技を受け継ぎ、厳しい訓練を重ねた。その成果を存分に発揮したい」と選手宣誓した。 (岡村淳司)
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから