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【社会】愛知県内の求人倍率悪化 7月1・19倍14ヵ月ぶり減

2012/09/06

 愛知労働局が発表した県内の7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0.01ポイント悪化して1.19倍となり、14カ月ぶりに前月を下回った。全国的には、福井の1.20倍に次いで高かった。

 新規求職者数は季節調整値で前月比2.1%増、新規求人数は前月比0.
5%増だった。有効求人倍率が下がった理由について、労働局の担当者は「本来なら求人がもっと増えてもいい時期だが、求人の伸びが緩やかになっているため」と説明している。

 主要産業別の新規求人では、製造業が前年同月比で17.1%減となり、全体の求人数が伸びなかった。