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【愛知】新聞記事の書き方は 半田市立図書館小中学生向け講座

2012/08/25

 小中学生向けに新聞社の仕事や新聞の作り方を紹介する講座が24日、半田市桐ケ丘の市立図書館であった。模擬記者会見もあり、参加者が図書館長や司書に質問した。

 さまざまな職業の人に仕事内容を聞く「お仕事ファイル」の4回目として、図書館が主催。市内の小学5年~中学2年生35人が参加した。

 中日新聞NIE事務局委員の渥美勝朗さん(68)が新聞の制作工程や記事の書き方を説明。「記事は最初の部分だけで結論や概要が分かるように、作文でいう『終わり』が1番目に来る。事実をありのまま、五感で感じて書くのが大事」と述べた。

 模擬会見では、子どもたちが次々に手を挙げ、新美逸夫館長(56)と司書の田村元成さん(47)に「図書館に本は何冊ありますか」「仕事で1番うれしかったことは何ですか」と質問。実際に記事も書いた。雁宿小5年の国武航輝君(10)は「新聞記事が普段書く文と反対のつくりと知って驚いた。学校で新聞作りをするときに生かしたい」と目を輝かせた。 (小端あゆ美)

模擬会見に取り組む子どもら=半田市立図書館で
模擬会見に取り組む子どもら=半田市立図書館で