2012/08/21
津島市の津島北高校で20日、就職を希望する3年生を対象にした講話があり、市内の老舗和菓子店「あかだ屋清七」店主の岡田貞雄さん(76)が面接に臨む心構えを説いた。 (藤嶋崇)
津島北高が毎年、お盆すぎの夏休みに開く恒例行事。高校生の就職試験が9月16日から始まるのを前に最終準備を促すのが狙いで、就職を希望する34人が参加した。
講話の冒頭、「ガンバロー三唱」をしたが、生徒たちが恥ずかしそうにやったため、岡田さんが「五輪と同じように、気合を入れないと勝てない」と説教し、やり直した。
岡田さんは、化粧品販売会社で採用や新人教育を担当した経験から「筆記試験より面接の方が大事。試験は面接室に入った瞬間から始まっている」と助言。
教諭が面接官役の模擬練習では「パッと目を見開き、やる気を見せる。大声で明るく、自分の言葉で話すように」と注意した。
就職指導担当の錦野雅人教諭(48)は、高校卒業者の就職環境を「求人数は前年よりわずかに増えているが、まだまだ厳しい」と話した。
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