過重労働による健康障害の防止に向け、岐阜八幡労基署は、郡上市内の事業所を対象に「働き方・休み方改善講習会」を郡上八幡地方合同庁舎で開いた＝写真。

　１９社の２１人が参加。労基署の前田磨成監督・安全衛生課長が、長時間労働者に対する医師の面接指導を事業者に義務付けた労働安全衛生法の趣旨や、企業の取り組み例などを紹介した。

　３班に分かれて「どうしたら時間外・休日労働を減らせるか」をテーマにワークショップ。「自分にしかできない仕事がある」「取れる時に仕事を確保しようと、残業ありきの注文を受けてしまう」などと問題点を付箋に書き込んで模造紙に貼り付け、解決策を話し合った。　（築山栄太郎）