2012/08/08
多治見の小学生ら職業体験
多治見市内の小学3~6年生11人が7日、新聞配達員になりきり、地元民家や商店に夕刊を配達した。
子どもたちに将来への思いを深めてもらおうと、市学習館が主催する職業体験講座「たじみごっこ」の一環。今年は7、8月合わせて18講座を実施。延べ336人が参加、大工になりきって本棚を作ってみたり、獣医師の指導で動物の心音を聴いたりする。
この日は学習館に集まった児童を前に、中日新聞販売店両藤舎の佐藤円一郎店主(45)が配達の注意点を説明。「配達先や配る新聞の種類を間違えないのはもちろん、お客さまには元気よくあいさつを」と心構えを説いた。
児童たちはJR多治見駅に移動、夕刊が電車で運ばれてくる様子を見学した。その後は4グループに分かれ、虎渓町の両藤舎で夕刊を受け取り出発。地図を手にながせ商店街などを歩き、夕刊を直接お客さんに手渡したり、ポストに入れた。
昭和小5年の佐藤実紗さん(11)は「地図を見ながらでも配達は大変だったけど『ありがとう』とお礼を言われたのが1番うれしかった」と話した。 (谷口大河)
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