2012/07/23
六月に第1子となる長男が誕生した鈴木英敬知事(37)が22日、育児休暇を取り、オムツ替えなどをした。知事の育休取得は広島県の湯崎英彦知事に続いて2人目。鈴木知事は「男性はなかなか育休を取りにくいので、その実践例になりたい」と話した。
長男の結大(ゆうだい)君は先月4日に誕生。普段は妻で元シンクロナイズドスイミング五輪メダリストの武田美保さん(35)が、県庁近くの知事公舎で世話をしている。鈴木知事は帰宅後にお風呂に入れ、寝かしつけるなどしてきた。この日はおしめを替えたり、ミルクを飲ませたりと子煩悩ぶりを見せた。
鈴木知事は「子どもと接する時間が増えてうれしい。すぐに連絡を取って対応できるので危機管理上も問題ない」と話した。美保さんは「積極的に育児を手伝ってくれるのは心強い」と笑顔を見せた。
知事は決められた勤務時間のない特別職で、県職員の育休制度を定めた県条例の対象外だが、公務を調整して育児休暇を設けた。育休初日の16日には伊勢市の伊勢神宮へお参り。18日は半日、育児に専念した。23、29日も半日ずつ育児休暇を取り、計3・5日となる。
(宿谷紀子)
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