2012/07/23
豊田市井上町の体験型農園「あいじょうファーム」で21日、夏野菜の収穫祭が開かれた。
農園は県のモデル事業として四月に開園。耕作放棄地を利用し、市内の入園者6人が同市御船町で農業を営む石川忠光さん(48)の指導で11種類の野菜を育てている。
この日は入園者らがナスやキュウリを採り、来月植えるスイートコーンの種をまいた。同市曙町の不動産業須藤延保さん(60)は新鮮な野菜を手に「全くの初心者だけど、良い趣味ができた。将来は自分の農園を持ちたい」と目を細めた。
農園は、農作業に興味のある入園者を募集している。石川さんは「農業の楽しさも厳しさも、気軽に体験してほしい」と呼び掛ける。
毎週土曜日に講習や作業があり、費用は種や苗、農機具使用料を含めて年間4万円。年の途中から入園する場合は相談に応じる。(問)あいじょうファーム=0565(45)3695
(川原田喜子)
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