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【三重】「おもてなし」語る 津商高湯元榊原館の社長

2012/07/07

 津市渋見町の津商業高校で6日、地元の榊原温泉にある旅館「湯元榊原館」の前田幹弘社長が講演し、2年生72人を前にサービス業の職業観を語った。

 前田さんは、旅館の役割を「親切な応対や食べ物で非日常的なおもてなしをすること」と説明。「お客さんが何を考え、何をしてほしいのか、死ぬまで考えて行動したいと思っている」と述べた。

 将来の職業選択を悩む生徒には「マニュアルに従うだけでなく、人が望むことを先にできればサービス業に向いている」と助言した。

 講演は、就職希望の生徒たちが夏休みに職業体験に出かけるのに合わせ、事前研修として開かれた。 (南拡大朗)

温泉旅館の仕事を語る前田幹弘社長=津市の津商業高校で
温泉旅館の仕事を語る前田幹弘社長=津市の津商業高校で