2012/07/04
商品の開発から販売までを授業に取り入れている津市一身田中学校で三日、津北ロータリークラブの会員が、1年生200人に「起業」をテーマに講演した。
商品開発をする前に、経営者の心構えを知るのが目的。
関西紙業の鈴木秀昭社長ら6人の講師が経営者になった経緯や、経営者の志について話した。
鈴木社長は「本当は放送関係の仕事をしていたが、家業を継いで社長になった」などのエピソードを披露した。
生徒たちは班に分かれ「会社をつくろう(継ごう)と思ったときの気持ち」「会社を経営するために必要なこと」について意見を出し合った。
「地域の役に立ちたい」「親のやってきたことを無駄にするわけにはいかない」など、自由な意見が出た。
山本碧唯さんは「今まで社長の仕事は簡単そうだと思っていたが実際に話を聞いて、会社経営も悩みが多く大変そうだと感じた」と話した。
生徒たちは今後マーケティングなどをし、11月に地元の寺内町祭りで開発した商品を販売する予定。 (大山弘)
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