2012/06/28
瀬戸・宮下ファームで
家族ぐるみの農業経営を学ぶ研修会が26日、瀬戸市上品野町の三国山高原にある「宮下ファーム」であった。農村生活アドバイザーでもある同ファームの宮下三代子さん(60)が農業など第1次産業に携わる女性8人に指導した。
ファームでは、宮下さん夫婦や次女夫婦が酪農や養鶏業を営み「道の駅」などに卵や野菜を出荷している。宮下さんは「結婚後20年間は家を空けられなかった」と振り返り「月の明かりで仕事をするなど『今日は昨日に勝利しなきゃ』という思いで働いてきた」と苦労を語った。
努力が実って経営規模は拡大。40歳を過ぎたころからは、海外旅行にも出掛けられる余裕ができた。「努力すれば絶対結果はついてくる」と宮下さん。家族それぞれの休日や給与を定める「家族経営協定」を結ぶことのメリットも伝えた。 (水越直哉)
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