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【経済】新入社員はイクメン志向 「育休取りたい」5割

2012/06/13

共立総研調査

 共立総合研究所(岐阜県大垣市)は12日、育児に積極的な男性「イクメン」に関する新入社員の意識調査結果を発表した。「子どもが生まれたら育児休暇を取るか」との問いに、「ぜひ取りたい」「できるなら取りたい」と回答した男性は計49・6%と、約半数を占めた。

 「平日も子育てに積極的に関わりたい」と答えた男性は43・6%。「休日中心にできるだけ関わりたい」は45・7%だった。女性側は、パートナーの男性に「育児休暇を取ってほしい」が48・7%。「平日も子育てに積極的に関わってほしい」が42・4%だった。

 同研究所担当者は「20代より10代の男性の方が積極的。女性も男性に子育てを期待している。共働きが当たり前の時代で、子育ても夫婦でやっていこうという意識が現れている」と分析した。

 「理想のパパ」のトップは男女とも、イクメンタレントとして有名なつるの剛士さん。関根勤さん、山口智充さんと続いた。

 調査は3~4月、愛知、岐阜、三重、滋賀4県にある298社の新入社員1119人に実施。1106人(98・8%)が回答した。